総務省「スマホ乗り換え相談所」を設置の方針。専門相談員がプラン比較や乗り換えサポートへ
総務省は、各社の料金プランを比較し、乗り換え手続きをサポートする「スマホ乗り換え相談所」(仮称)を試験的に設置する方針が明らかになった。2021年度予算に事業費として1億4000万円を計上して事業者を公募する方向。利用者のニーズに合った会社や料金プランを提案し、乗り換えを後押ししたい考えとのことです。
複数会社の保険プランを取り扱う「保険ショップ」のような相談所を想定。相談者がこれまで利用していたキャリアでのデータ容量の利用実績や要望を相談員がヒアリングし、適切な会社や料金プランを提案するとしている。
参入事業者の増加でネット上の料金プランに関する情報は増える一方、移行手続きの煩雑さなどから乗り換えを断念するユーザーが多くいることを問題視している。契約の移行手続き完了までサポートすることを検討しているという。
大手キャリアショップでは、販売代理店が同キャリア以外のプランを提案することはない為、より中立的な立場から各社の料金プランを比較し、提案できる人材が必要になっており、相談員の資格制度の創設も検討する。
総務省は2021年度いっぱい、相談所の効果を検証し、22年度以降の事業化を目指す方向。
スマホマイスター検定もこれらの資格制度の流れを鑑みてスマホの相談員を目指す方々を輩出しております。